いつのまにかFacebookで友達が5,000人に達した件でいくつかおもしろい人間からDMがあったので、そのうちの一つを紹介します。
芸能事務所もFacebook上でスカウト活動をしているんですね。
ひょんなことから私にもスカウトのオファーがあったんです。
そのときにいろいろと目にした芸能界の裏システムを紹介します。
※数年前の話なので現在はどうかわかりません
モデル事務所の代表もFB上で女性をスカウトをしている
某有名グラビアモデルを手掛けた芸能事務所の代表からDMがありました。
この事務所では他にも有名ではないモデルやちょい役の女優のマネジメントもしているそうです。ウェブサイトも見せてもらいましたが、本当っぽい感じでした。
この代表とは何度かメッセージを交わし、芸能人になるプロセスも教えてもらいました。
女の子の場合、まずはスカウトの目に留まることがスタートです。
その後、「希望すれば」面談に進みます。
いきなり事務所だと怖いという人は喫茶店でも対応してくれます。
よくファミレスやカフェで羽振りの良さそうなおっさんと可愛らしい子が話しているの見かけませんか？そこで書面やタブレットを見ながら話していたらこれです。
面談後、宣伝商材の撮影に進みます。
いきなり撮影です（笑）
ホントかしら？と思いますます募る興味…。
というわけでネタにもなるしと考えた私は話を聞いてみる約束をしました。
いきなり事務所に行くのは怖いのでと伝えると、渋谷の事務所の近くにあるカフェで話しましょうと提案があり、約束の日に行ってみました。
自称芸能事務所社長とカフェで会うだけが面談に
ちょっと怖かったので、時間に少しだけ遅れていくと伝えつつカフェの入り口が見える場所でどんな人かどうか見極める私。
電話で連絡を入れたところ入口付近に歩いて出てくるそれらしきおじさん発見。
服装はスーツではなかったけどだらしない感じはしない。だけどお金持ってそうな雰囲気。とりあえずチャラチャラした人じゃないのでカフェに入店
席に案内されるとやっぱりタブレットが(笑)。きさくで明るいおじさんで、女慣れしている口調。どんどん話が進んでいく…。
私としてはほんの少しの興味が、あちらにとってはものすごく興味があると捉えられている感じです。
FB上で質問した内容は本当で、実際のモデルさんの写真や作品も見せてもらいました。某有名グラビアアイドルも実際に所属していたのは本当の話っぽいです。
そんなこんなで結局事務所へ行くことになってしまいました。
渋谷のある事務所は小奇麗な空間で女性には落ち着く雰囲気でした。すぐに個室に通されてそこでまたいろいろと説明を受けます。
どのくらいの女性を手掛けているのか、どうやって選抜されるのか、収入のお話など。
ざっくりとしか書けませんが、私のように面談？する女性はすごく多いみたいで、月に数十人ほどだそうで、そこから撮影に進むのは10人に3-4人。
その先、晴れてデビューとなるとほんのひと握りという話です。
私もどんどんその気にさせられてしまい、後日撮影することに…
撮影スタジオに潜入！その後は…
普通の素人の私がなぜか撮影(笑)
複雑な気持ちですがおそるおそる事務所へ行ってみると…明るい雰囲気でメイクさんやカメラマンさんがすでにスタンバイしています。
数分ほど歓談してリラックスしたあと、メイク室に連れていかれてメイクさんにメイクをされて、衣装も用意してくれています。
衣装を着たり、誰かに本格的にメイクしてもらったりなんて貴重な経験でした。
衣装は普通のおでかけコーデで、きわどい水着とか下着ではなかったです。これは事前に絶対に嫌です！と伝えていました。
ですがこんな世界があるんだぁと不覚にも気分が高揚してしまっていました。
そしてついに撮影が始まりました。
撮影用の照明を当てられて、まるで本当にモデルになったような気分です。
立ち方や表情もやさしくカメラマンとディレクターさんみたいな人が指示出してくれて、緊張しましたが終始楽しい撮影でした。
撮影が終わって、一旦お着替えの時にふと思ったのが、実際に私のような素人の写真なんて一体何に使われるんだろう？
その疑問はこのあとだんだんわかってきます。
着替えが終わった後に別室に呼ばれ、そこで社長さんと話がありました。
テレビタレントや女優、グラビアモデルなどいろいろな方向性を提示された中で、「キミはどうなりたい？」と言われ、「テレビで活躍してみたくなりましたけど、まだ気持ちがついていきません！」と私。
こういう回答は慣れているのか社長さんは「了解！ではまた連絡するね」と、その日はこれで終わり。
後日また事務所へ呼ばれて、そこで聞いたのが
「キミがどこで活躍できるか探すために手を尽くすよ」と言ってくれ、私の撮影した宣材写真を、社長さんの芸能事務所のつながりもありいろんな媒体の業界の人に見てもらったそうです。
そして何人かの人から興味あるから会って話がしたい、という返事をもらっていることを告げられ、その場で日程も決めてしまおうと。
相手は企業の重役や芸能事務所の人間で、とても多忙な中予定を抑えてくれているからできればこの日は空けておいてね。あとで連絡先教えるから電話入れておくと良い。と。
私は急な展開についていけず、「会ってなにするんですか？」と聞いてしまいました。
社長さんは「別に何か怪しいことされるとかはないよ。変なことして捕まるリスクを取るほど馬鹿な人たちじゃないから」と。
少し安心はしたものの…
「だけどね、実際に「売れたい！」という気持ちを持ってたら、キミが「希望すれば」それなりの支援を得られるよ。」
そんな簡単なことなんですか？と思ったのもつかの間、「支援」ってうことは対価があるんじゃ…？
社長さんが言うには、現実にテレビで売れている人（女優、モデル、芸人、タレント、ひっくるめて）にはいろんな形態のスポンサーがついているそうです。そのスポンサーさんの力でメディアに露出できるよう支援しているようで、逆に売れていない人たちはそのようなスポンサーなしで頑張っているそう。
そりゃあ売れたいならスポンサーの支援を受けたほうが良いですよね？
ここまで聞いて「それって、愛人関係とかになるってことですか？」と私が質問すると。
「強制じゃないよ。キミが希望すればね。あとは考えてみて！」
とだけ言い残し部屋を出ていきました。
その後私は試しに教えられたとある重役さんの電話番号に連絡したところ、会う場所はとある有名ホテルのバーを指定されました。そこで美味しい食事とお酒でもたしなみながら話しよう。と。
もうおわかりだと思いますが支援を受けるには肉体関係を経なければならないからです。
しかし、これは強要ではなく、あくまでも「本人が希望すれば」というシステムです。
宣材撮影をしてもらえば、だれでも売れることを夢見てしまいますよね。。
「売れたいんでしょ？スポンサーの支援受ければ簡単だよ？」
「どうする？キミが決めることだからね」
このような会話がなされているのでしょうね。
強制せずに、だけどそうするしかない、という方向に巧みに話を持っていき、最終的に「本人の希望」ということにして有名になるチャンスと引き換えに体を差し出させてお金を儲ける、という裏システムが垣間見えました。
芸能事務所に限らず、一般企業や個人間でもちらほら聞く話ではあるのでさほど驚きはしないですが、よくテレビや雑誌で見るモデルさんたちはこういったことを経験してきているんだなぁと思ってみると違った感情がでてきますね。
こういう告発も出てきましたね↓↓
”マリエが芸能界に蔓延する枕営業の事実を告発！私は島田紳助に枕を誘われた”
“クールーザー性接待の闇”
やはり枕営業は常態化していて、テレビで見る女性タレントの多くは大物芸能人や権力を持った人間と肉体関係にあるそうです。
その後私は実際にスポンサーさんとは会わないことにしましたが、会って話をしていたらもっといろんな裏話が聞けたかもしれません。
今回の話はここまででした！
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